告白 [本]
昨年、「本屋大賞 第1位」を獲得し、話題になった本書。と同時にこれが著者のデビュー作でもある。
そうか、どれどれとページをめくってみたら、平易な筆致で読みやすく、尚且つすぐに物語りに没頭してしまい、スラスラ読めてしまい3時間で読破。
簡単な荒筋は、
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。
というもの。
ラストにかけて少々強引かなと思わせる部分もあったけれど、大変面白かったし、数時間で一気に読める本なんて中々ないのを考慮すると、個人的に今後も期待したくなる作家ではある。
「1Q84」は残念ながら数ページで断念しました。
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