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読書感想 [本]

読書一言感想~。
寝る前に少しだけ読もうと思って、あくびしながら読んでたらいつの間にか入り込んで気が付いたら午前様・・・


天使の自立〈上〉

天使の自立〈上〉

  • 作者: シドニィ シェルダン
  • 出版社/メーカー: アカデミー出版
  • 発売日: 1996/02
  • メディア: 新書

上・下とも読了。主人公が弁護士なので法廷シーンがやたら出てくるけれど、実際は恋愛小説。
知人がオススメするので借りてみたけれど、この手のジャンルはちょっと苦手。1ページに含まれる情報量が少ないので読みやすい。



インド旅行記〈2〉南インド編 (幻冬舎文庫)

インド旅行記〈2〉南インド編 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 中谷 美紀
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 文庫


文字通り、女優中谷美紀さんによるインド旅行記。終始、ヨガと料理についてかなり克明に書き綴っており、それに興味がある人はもっと楽しめたと思う。説明文が多く、感情の起伏があまりないまま淡々と進んでいくので、もうちょっと内面について書いてほしかった。要所要所は面白かった。



秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 文庫


98年にベストミステリーとして話題になった長編小説。愛する妻と娘が事故に会い、妻は死亡。意識を取り戻した娘の体に宿ったのは死んだはずの妻だった。
後半からぐいっと引き込まれ、気が付いたらあっという間に読んでしまった。主人公(男)の心理は男性ならば、ほとんど共感しながら読み進めれると思う。女性からみれば、違和感があるかも。
題名になっている“秘密”とはそういうことだったのか~。なるほど。
かなりオススメ。



探偵ガリレオ (文春文庫)

探偵ガリレオ (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2002/02/10
  • メディア: 文庫


理学者・湯川学を主人公としたガリレオシリーズの1作目。
主人公は物理学者のため、さまざまな事件は「科学」によって解明されている。
長編かと思ったら短編集だったので、時間のない人にオススメ。ドラマも面白いのかな?

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東野圭吾「手紙」 [本]


手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 文庫


いまさらだけど、「手紙」読み終えました。
知り合いが猛烈に押していた一冊。
ストーリーは、
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。
獄中から月に一度書く弟への手紙。しかしその手紙は兄弟の絆を繋ぐ唯一のアイテムは、やがて「強盗殺人犯の弟」という切っても切り離せない過酷な現実の“再確認アイテム”へと変貌していく。
人との絆、運命、加害者側から描いた苦悩、葛藤、逡巡を提示した名作。

寝る前に少しずつ読んだのでかなり時間がかかった。
感想としては、設定が設定なだけに重い内容ながらも徐々にその内容に引き込まれていった。罪を犯した者とそれを取り巻く家族への影響や心理的状態がかなり克明に描写されており、考えさせられる一冊。以外に淡々と進むのでもうちょっと刺激がほしかったけれど、十分面白かった。
なお、この「手紙」は映画化されているらしのでこちらも観てみようと思う。

最近東野圭吾関連にハマっていってるなあ。友人は伊坂幸太郎が今アツイらしい。
さて次は何を読もう。
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一言読書感想 [本]

最近読んだ本の感想をダダダ~と簡単に書きなぐります。

・「アジア赤貧旅行」/下川裕治
観光客がいかないようなところへ行って地元の人々に触れる貧乏旅行紀。面白かったけど、そろそろ読み飽きた感が。
・「司馬遼太郎の考えたこと13」/司馬遼太郎
モンゴル人と日本人の類似性についてなど。難解なところもあるが、歴史好きにはたまらないかも。
・「容疑者Xの献身」/東野圭吾
有名なベストセラー小説。初めて読んだミステリー小説でもある。読みやすい文体でグイグイ引き込まれて一気に読んでしまった。最後のトリックもよく考えられていて面白い。
・「南京の真実」/ジョン・ラーベ
南京事件に関する有名な日記。あとから加筆されているので全てを信じることは出来ないけれど、非常に考えさせられる本。ただ事実関係は鵜呑みにしないで自分で調べることが重要。
確かに貴重な史料、だとは思う。
・「世界は『使われなかった人生』であふれてる」/沢木耕太郎
映画批評をまとめた一冊。馴染みの薄い映画が多く、ハリウッド映画は少ない。読み物としては可もなく不可もなく。

この中で良かったのは、「容疑者Xの献身」。
中盤から徐々に盛り上がって読み終えたらいつの間にか夜中の2時に。これだけ集中して読んだのは久しぶり。さすがに直木賞受賞だけのことはある。今年映画化されるのでそちらも楽しみ。本っていいね。


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深夜特急 [本]

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

  • 作者: 沢木 耕太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 文庫

香港からロンドンまで“乗合いバスで行こう”という紀行本。
全六巻読了。
この本は大変有名で、バックパッカーの間ではバイブル的存在になっており、安宿探しや値段の交渉など参考にする人が多いという。
この本を読んでいると、自分の今までしてきた旅が如何に贅沢だったかを思い知らされる。
ホテル代を数十円安くするために長時間交渉し、タクシー代を浮かすために数時間歩いたり。
克明すぎる描写に多少の肉付けやフィクションもあるような気がしたけれど、作者の苦労した体験がひしひしと伝わってくる面白い本だった。
特に、序盤のカジノにハマっていくくだりは自分を投影しながら読んだし、最後のヨーロッパ編の「ピエタ」に感動する描写はグイグイ引き込まれた。いいか悪いかは別にして、こういう旅もひとつの方法であると思う。
ただ、確かにすごいし真似出来ないけれど自分の求めている旅とはちょっと違う、とも思った。
著者は人との触れ合いを重視していて、各国の遺跡や歴史には希薄で、観光名所と呼ばれる場所にはあまり訪れていない。
もちろんその国の人々と接するのはいいことだけど、欲を言えばもうちょっと世界遺産などの感想を知りたかったというのが本音と言えば本音。

あ~また旅に行きたくなったなあ。


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